ナビ決勝、シャルケ、大学サッカー、そして錦織くん
鹿島の試合がないと更新する気が起きない…のでまとめて記録だけ。
■11/8 ヤマザキナビスコカップ決勝 サンフレッチェ広島vsG大阪
今年は初の埼スタ決勝でした。浦和ものを隠さなかったからか、ちょくちょく問題があったようですね。
中立地らしく装飾に配慮してほしいとは思いますが、暴れるのはよくないです。
それ以前に、もし浦和が決勝まで行っていたら完全にホームになってしまうわけなので、本来はホーム&アウェイで決めるべきだとも思います。
さて、ガンバの3冠は嫌なので広島を応援していました。
前半は広島ペースで進み、ちょっと怪しいハンドの判定にPKを佐藤寿人が決めて先制。妖怪ウォッチのダンスとやらを踊っていました。寿人さんはナビスコ通算ゴール記録を更新。
さらに、ガンバのクリアミスに放ったシュートを寿人さんが押し込み2点のリード。
ガンバは宇佐美が少し下がり気味に受けていたこともあり、攻撃の糸口を見つけられないまま終わってしまった感じでした。
しかし、後半ガンバがシステムを変更。これに広島DF陣が対応しきれませんでした。
宇佐美の攻め残り、阿部の前めの配置は効いていたように思います。途中出場の大森もよかった。
あれよあれよという間に逆転されて、結局2-3でガンバの勝利。
広島はまたもカップ戦のタイトルを逃しました。
宇佐美は試合が終わる前から号泣。まだ追いつかれる可能性もあったからどうかとは思うけど、若いうちから海外で苦労して帰ってきて、初めてのタイトルで嬉しい気持ちも分かります。昇格初年度だし、エースとしての責任感もあったでしょう。
これでガンバはタイトル1つ。
次のリーグの浦和戦に向けて、埼スタでいいイメージを作ってくれていたらいいと思います。そして最後は鹿島がいただく…。
内田さんはフル出場。もう記憶が薄れていますが、なかなかひどい試合でした。
結果は2-0での敗戦。
攻撃面では、いい形での崩しは内田さんが絡んだ1回くらい。マイヤーくんはドリブルで仕掛けていましたが、倒されてしまうし。
ファルファン、ユリアンの不在がかなり大きいです。サイドでボール持てる人がいない。
守備面では、CBのポジショニングがとても気になります。本職ではない人にやらせるのもそろそろ限界でしょうか…。
内田は終了間際に手を踏まれてしまい、相当痛がっていました。骨折も心配されましたが、強度の打撲だったとのことで、相当腫れたようですが無事代表に合流。大事に至らずよかったです。
■11/16 関東大学サッカーリーグ戦 最終節 専修大学vs順天堂大学
味の素フィールド西が丘で観戦。閉会式があるからか、他大学の方々がみんな来ていて大混雑でした。
町田也真人くんや長澤くんなどOBのスパイクがあたるプレゼントなんかもやっていて、面白かったです。ちなみに直前が早慶戦だったのですが、慶應の企画はよっちのサイン色紙プレゼントだった模様。
さて、この試合は前節の結果を受けて首位に返り咲いた専修と、前日の結果を受けて優勝の可能性がなくなった順天の対決。
専修は勝てば優勝、引き分ければ2位、負ければ3位、という大事な大事な試合でした。
仲川くんの負傷後も着実に勝っていったあたり、チームの地力を感じます。
専修が引き分け以下で優勝が決まる明治大学のチームが隣にいました。あたりまえだけど、順天の応援をしていましたね。真隣にいたのが室屋くんでびっくりしました。
試合は立ち上がりはやや順天ペースでしたが、前半20分にスローインの流れから専修が先制!
そのあとはお互いしっかりと中盤で守る落ち着いた展開になりました。前半は1-0で終了。
後半立ち上がりも中盤での攻防から始まり、だんだんとオープンな展開に。お互いエリア内までは早く行きますが、そこから決定機はなかなか生まれず、少々強引なシュートが多かったです。
そんな中、70分くらいに右サイドからのクロスに順天DFのクリアミスがあり、専修がリードを広げます。すると、直後にゴール前の混戦からもう1点。
その後も専修は攻めて、4点目のチャンスも何回かありましたが、そこは決められず。
GKの福島くんの活躍もあって0に抑え、完封勝利で4連覇を決めました。
専修の右SBの北爪くんはとにかく素晴らしかった。スピードもあるし、フィジカル的にも強く、判断力も長けている。
もし大伍が海外行ったりするなら鹿島に来てくれないかな…と思ったりしました。
GKの福島くん、この前見に行ったときはコーチングばっかりしていて、シュートへの反応が遅れているように感じるところがあったけれど、この日は非常に集中しているようでした。前に出る判断も的確で、フィードも上手くていいキーパーだなぁと。
あと、専修の40番の子は満男さんをリスペクトしているに違いないと勝手に思い込んで応援していましたw
4連覇して、来年は初優勝から全員が入れ替わります。
仲川くんや北爪くんが抜けて、それでも優勝できれば本物。
がんばってほしいです。
■ATPツアーファイナル 錦織くん
サッカーじゃないけど、全部見ていたので。
この舞台に立つだけでも本当にすごいのに、そこでの戦いがまたすごかった。
世界5位の選手なんだ、と実感しました。
マレーにストレートで勝って、フェデラーは格が違ったものの、フェレールには逆転勝利。準決勝に進出しました。
フェレール戦のファイナルセットはすごかった。ゾーンに入るってこういうことなんだな、と。
準決勝は世界1位のジョコビッチでした。
第1セットはあっさり落としたものの、第2セットは粘って勝利。ジョコビッチがメンタル的に崩れているように見えたので、このまま勝てるかと思いました。
しかし、ファイナルセットの第1ゲーム、2度のブレイクチャンスを生かせずにキープされると、流れを持って行かれました。1ゲームも取れずに敗戦。
フェデラーには技術の差みたいなものを感じましたが、ジョコビッチは技術が上とかそういうことではなく、まったく互角だったという印象です。
でも、サッカーでいう勝ち癖みたいなものがテニスにもあるんだろうなぁと。
錦織くんが世界トップになる可能性も十分にあると感じられる大会でした。本当にすごかった。また来年も期待しています。
代表戦については、また後日。2試合まとめて書きたいと思います。