日本vsパレスチナ(1/12 アジアカップ グループD第1試合)
いよいよ開幕したアジアカップ。日本も初戦のパレスチナ戦を迎えました。
今回は鹿島の仲間とスポーツバーで観戦。岳さんのアジアカップユニフォームも手に入れて、楽しかったです。
スタメンは予想通り。
乾 岡崎 本田
香川 遠藤
長谷部
長友 森重 吉田 高徳
というフォーメーション。
未だ戦火にまみれた国の中で、アジアカップはW杯のように夢の大会となっているようです。
日本は前回大会王者なので、日本がW杯の初戦でブラジルやドイツと当たるような感覚でしょうか。
そう言ってもいいくらい、基礎的な力の差はあったように思います。
前半の早い時間に中央でフリーで受けたヤットさんがエリア外からシュート。グラウンダーのボールでしたが、これが決まって日本先制。
さらに、長友の粘りからの短いクロスが乾に当たって流れたところに走りこんだ真司がシュート、これに中央で反応した岡ちゃんが頭で逸らして2点目。
前半終了間際には真司がエリア内で倒されPKゲット、これを本田さんが決めて3点目。
後半は立ち上がりにセットプレーからの流れで、真司のドリブルからのクロスに麻也が合わせて4点目。
そして、ヤットさんに代えて清武、乾に代えて武藤、岡崎に代えて豊田を投入。
ヤットさんが下がってからは日本はよい攻撃の形は作れませんでした。
ポゼッションは圧倒的で、危ないシーンも少なかったですが、効果的なプレーがあまりできていなかったし、ミスも多かった。
力の差のわりにはチャンスが作れなかったし、守備が外れるところも多かった印象です。
パレスチナは相当プレーが荒く、武藤がお腹を足裏で蹴られたり、真司が思いっきりアフターで削られたり、ヒヤっとするシーンが多くありました。
イエローは出ていたし、1人が累積で退場となりましたが、それでもカードが少なく感じるくらいでした。特に武藤へのファールはレッドでよかったと思います。
ともかく誰も怪我することなく、4-0という数字を出せたことはよかったと思います。
ただ、厳しいのはここから。今回の内容面を反省し、修正して臨んでほしいと思います。
岳さん、源ちゃん、植田くんに出場機会はありませんでした。
「前半だけで3-0になれば、岳さんに出場機会があるかも」と試合前に考えていたので、期待したのですが…合流も遅れましたし、仕方ないですね。
本当は先発してほしいですが、ヤットさんという壁はとてもとても髙い。これを越えなければ出られない。でも、試合に出ない限りは一番大きな差である「経験」の部分が埋まらない。
練習という場でアピールしながら、消化試合でもなんでも、出場機会があったときにベストパフォーマンスを見せること。そして結果を出すこと。
そういう積み重ねで進んでいくしかない。彼は必ずやってくれると思います。
次はグループステージの山場、イラク戦です。本当に小さなミスが命取りになる試合。集中して戦ってほしいと思います。
ここに勝てれば、グループステージ突破に大きく近づきます。
理想としては点差を付けて勝って、1位通過をほぼ確実にして、最終戦に若手を使ってくれること。
岳さんにも源ちゃんにも植田くんにも、この舞台を経験してほしいと思います。