空蒼の海―日記

鹿島アントラーズ応援。家事に追われつつ、仕事したり、歌ったり、何か書いたり、いろいろと。

アジアカップが終わってしまった

全然更新できないままに…というか、仕事であまりリアルタイム観戦できず。

録画と再放送での観戦となりました。

 

でも、ヨルダン戦もUAE戦も岳さんが出る直前に家に着いて、岳さんのアジアカップユニきて応援できました。よかった。

 

ヨルダン戦は勝っていたので無難にさばいて、きっちり試合を締め、そしてUAE戦の大活躍。

入った時からスペースを走り回って、常にチャンスとなるところに長短のパスを出していました。

疲れが少なかったということもありますが、判断の早さも目立ったように思います。

そして、本田への縦パスから自ら走りこんでのミドルシュート。すばらしいゴールでした。

 

なによりも驚いたのがFKとCKの質。

今まで岳さんのプレースキックには得点の匂いがしなかったけど、今回は「なんで決めてくれないの」と思えるようないいボールがたくさんあった。

終了間際、ゴール前でのFKはわずかに右に外れましたが、いいキックでした。状況判断はもちろんあったけれど、本田さんが蹴らせたのも信頼の表れだと思います。

プレー中にも本田さんからのパスを受けることは多かった気がします。本田さんがパスを出したいところに顔を出せているということだと思います。それぞれの選手の特徴を理解してプレーする、という強みが存分に活かされていました。

 

延長後半には長友の負傷の影響で右SBっぽいような後ろ目のポジションに。

鹿島でもやったことあるし、心配はなかったけど、攻撃のスイッチを入れる役目の彼を後ろにしてしまったのはもったいなかったかな。

 

結果としては、PKを本田と香川が決められずに敗退。岳さんは3人目のキッカーとして落ち着いて決めました。

シュート数やポゼッション、決定機の数で圧倒したものの、ベスト8で終わってしまい、本当に残念です。

決定力不足は日本の永遠の課題。ボールを受ける前にシュートのイメージができていない、ゴール前でボールを持ちすぎてしまうのが問題のように思えます。

具体的にどうすればいいのか私にははっきりわからないけど、意識の部分で変わるところもあるんじゃないかと思っています。

 

岳さんがインタビューで言っていた通り、今日本代表は難しい時期に差し掛かっているのでしょう。長谷部さんの言葉にも危機感があり、結果だけでなくチーム内でもそういう危うさを感じる部分があるのかもしれません。

 

個人として一番心配なのは真司。心技体そろって悪循環に陥っている気がします。どれか一個でも持ち直せば、一気に回復するのではないかな。きっかけを掴んで再びかつてのような輝きを放ってほしいです。

真司はW杯に向けて絶対に必要なプレーヤー。復活を待ち望んでいます。

 

個人的に今大会のベストプレーヤーは長谷部さんでした。こんなにチームが安定したのはキャプテンあってこそでしょう。

4年後を考えると、アンカーを安定して務められるMFがもうひとり、ふたりほしいところですし、キャプテンも若い選手がやったらいいと思いますが、まだまだ長谷部さん頼みかなぁという印象です。

 

いいサッカーをしたものの、日本のアジアカップは終わり、コンフェデ出場権を失いました。6月にはW杯予選が始まります。

アギーレさんのサッカーは個人的にはわりと好きです。疑惑も乗り切ってW杯出場をつかみとってほしい。協会は興行もほどほどに、強豪国とのアウェーゲームを組んだりして強化に取り組んでほしいです。

 

源ちゃん、植田くんは出場機会がありませんでしたが、きっと成長して鹿島に帰ってきてくれる。ACLを獲って、この借りを返そう。

岳さんは絶対に大活躍してくれる。開幕が待ち遠しいです。