空蒼の海―日記

鹿島アントラーズ応援。家事に追われつつ、仕事したり、歌ったり、何か書いたり、いろいろと。

大宮vs鹿島(9/13 J1第23節 @熊谷)

熊谷遠すぎで間に合わなそうだったのでテレビ観戦。

試合前には満男さんによる差別撲滅宣言がありましたが、鹿サポのチャントが響いていて、満男さんがムッとしていました。

現地ではどうやら聞こえなかったようで…運営側も何とかしてほしいところでしたね。イライラさせてしまってはサポートになりません…。

 

試合は本当に悔しい敗戦。

前半立ち上がりには決定機を多く作りましたが決めきれず、こぼれ球を拾われて1失点。

セットプレーから昌子のゴールで追いつきましたが、再びこぼれ球を決められました。

その後も岳を起点にチャンスを作るもゴールが遠く。

 

相手は降格圏、11戦ぶりの勝利。優勝争いをするチームとして絶対に負けてはいけない試合でした。

大宮は残留争いに強いし、熊谷とはあまり相性がよくないイメージもあり、またこのピッチで試合をしたことがない選手も多かったので、難しいゲームになるとは思いましたが、あれだけ攻めた中で決めきれず、防げた失点での敗戦というのは受け入れがたい結果です。

 

まずは失点シーン。もちろんいくつかのミスが重なっているので個人の責任ではないですが、山村が最後の決め手になってしまうのはやはり気になります。ここ2試合の4失点すべて。

ショートブロックとかは方向をいつもコントロールできるわけではないけれど、予測してそれなりの準備ができないかな、ペナルティエリア内で中に弾いたらピンチにしかならないんだから、外に弾く姿勢で待つことはできないかな。簡単ではないと思いますが、それができている選手も多くいると思うのです。

山村には期待しているし、足元の技術とか、フィードの視野の広さとか、褒めるべきところもたくさんあるけれど、センターバックとしては守備の対応が場当たり的に感じられるのはとても残念。チームが勝つにあたって、センターバックは本当に本当に大事なポジションです。覚醒を期待します。

 

あと、この試合では采配にも疑問がありました。

まずジョルジ・ワグネルのスタメン起用。使いながら調整していく意図があるのかもしれませんが、それって今やらなきゃいけないことなのかな?

鹿島にはリーグ戦しか残っていないので、そこまでローテーションが重要ではない。

優勝争いをしていて、2列目にはいい戦力が揃っている状況。

リスクを犯す意味はあるのか、私としては疑問です。

彼は素晴らしい人格の持ち主というし、精神的支柱にはなるかもしれません。ダヴィの調子が上向きなのも彼のおかげかもしれません。でも、それって今ピッチの上で必要なことなのかな。

ましてや2週間の中断明け。十分に調整ができたはずのところで、彼の先発起用には疑問が残りました。

 

次に、ダヴィの交代。逆転しなくてはいけない状況で、最もよい働きをしていたダヴィを下げてしまった。

疲れは見えていたけれど、交代で機動力はより下がってしまったし、相手は守りやすくなったと思います。

 

個人的にはワグネルを外して、ルイスをベンチに戻す。

攻めるべきときは途中交代で聖真とルイスを代えて、岳をトップ下に置いて攻める、というのが理想的な気がします。

また、こういう嫌な流れの時には本山さんもほしくなります。もう長いこと見てないなぁ…。

 

結果としては、鹿島は勝ち点40のままで4位後退。

首位浦和とは7ポイント差に離されました。2位川崎とは3ポイント差、3位鳥栖は負けてくれたので1ポイント差。

この結果は重く受け止めなくてはいけませんが、W杯の中断明け、天皇杯に負けたときには「勝ち点40取ってからじゃないと上は目指せない、それまでは降格争い覚悟」という気持ちでいたので、シーズン全体としてみて、今の状況自体はポジティブに受け止めています。

 

まだまだ優勝は狙える。浦和も川崎も鳥栖も必ず負けるときはあるし、ホームでの直接対決が残っている。「勝てば逆転」の状況を迎えられれば理想的なので、これから着実に勝ち点3を積み上げていきたいです。

そして浦和川崎鳥栖ガンバあたりと対戦するチームにはぜひともがんばってほしいですw

 

次はホームのマリノス戦。今節をみたところ相手の状況はよくないので、絶対に勝ちたい。

そのあとは仙台、徳島とアウエー連戦ですが、降格争い組との対戦なので、得失点差を考えて点差をつけたいところです。

私はすべてゴール裏で参戦予定。サポーターとしても一致団結して闘えたらいいと思います。