空蒼の海―日記

鹿島アントラーズ応援。家事に追われつつ、仕事したり、歌ったり、何か書いたり、いろいろと。

カラオケでそこそこ歌う3つのポイント

よくあるノウハウものっぽいタイトルにしてみた。

 

友達からカラオケのコツを聞かれることがあります。

 

楽しければいいので下手でもいいと思うのですが、
「下手だから楽しめない」のもよくわかる。
私もバレーボールとか全く楽しくないし。

 

かくいう私も、そんなに上手いわけではありません。

合唱は経験が長い分得意ですが、カラオケはそこそこ。
具体的には、ほとんどの曲で85点以上、得意な曲でも95点くらい、という程度。
だから偉そうなことは言えないのだけれど、
私の感覚で3つほどポイントがあると思うのでご紹介。

 

よくカラオケのコツとして紹介されるのは、
腹式呼吸や、喉を開けるということ。
それは歌の基本なので、間違いなく大事です。

でも、すごく上手くなりたいわけじゃない、
人前で恥ずかしくなく歌いたいだけって人には、
特に不可欠ではないのかな、と思います。

 

私が考える「人並みに聞こえる」ためのポイントは以下の3つ。

  1. 音楽をよく聞く
  2. 文節の頭を強めに、尾を軽めに歌う
  3. 適度に裏声を使う

 

まず、①音楽をよく聞く

 

最近カラオケに行って思うのは、
マイクの音量を大きくして、ミュージック音量を小さくする人が多いこと。

 

声量に自信がないのだとは思いますが、
それではカラオケから流れる音楽がちゃんと聞こえない。
音楽が聞こえないと、音を外しやすい状態になります。

 

多くの曲で、音楽にメロディが入っているので、
それに合わせて歌えば歌いやすい、というのがひとつの理由。

 

もうひとつの理由は、音楽が聞こえないと、
音楽のコードがわからない、ということ。

「コードなんて聞いたってわからないし…」という人が多いと思います。
正直私もよくわかりません。合唱のためには、わからないといけないのですが…。

 

でも、コードとは「音の雰囲気」と思っていればOK。
音の雰囲気に合わない音を出すのは逆に難しいので、
特に意識して合わせようとしなくても、
音楽を聞いてさえいれば、自然に合っていくものだと思います。

 

たとえ音を間違えていても「雰囲気を壊す音」でなければ、
そこまで下手には聞こえない。
「あれ、音間違えて覚えているのかな?」というくらいです。
知らない曲だったら、間違えていても気がつかないかもしれませんw

次に、②語頭を強めに、語尾を軽めに歌う

「この人歌下手だな…」と思うとき、歌い方に問題がある場合も多いと思います。

 

全部の言葉を思いっきり大声で歌ったり、
全部単調に抑揚なく歌ったりしていると、退屈になります。
結果、音を外さなくても、下手に聞こえる。

 

歌・言葉に波を持たせることが大事です。
その一番簡単な方法が、文節の「頭」と「尾」を意識すること。
演劇や朗読で、よく意識されていることです。

 

つまり、棒読みせずに、語るように歌うこと。
文節の頭をしっかり言い、
助詞・副助詞・助動詞(「は」「の」「だ」「です」など)を軽くする。

 

それだけで、かなり歌が上手く聞こえるし、
点数も何故か上がります。


最後に、③適度に裏声を使う

うまい人はどんな音域でも地声で歌います。
そっちのほうが気持ちに訴えるというか、
「ありのまま」みたいな感じがする。気持ち的にも盛り上がる。
だから楽しいからいいよ!っていう人は気にする必要ないですが、
「下手だから楽しめない…」という気持ちがあるなら、
地声信仰はやめたほうがいいです。

 

地声で高温を出すのは難しいので、無理をすると音が外れます。
多くの場合は低めになって、「雰囲気を壊す音」になります。

 

それよりは、「ちょっと喉に来るな」という音域では、
裏声を使って歌ったほうが聞こえがいいです。

 

裏声のコツとしては、喉の力を抜いて歌うこと。

力が入ると声が響かず、小さく聞こえてしまいます。

 

 

素人の戯言ですが、私が感じていることとして参考になれば、ということで。