空蒼の海―日記

鹿島アントラーズ応援。家事に追われつつ、仕事したり、歌ったり、何か書いたり、いろいろと。

鹿島vsガンバ(10/5 J1第27節)

大雨の中、真昼のカシスタに参戦。

勝ち点差3の2位対4位。お互いに好調のチーム。

ここまできたらどの試合も大一番ですが、その中でも最大一番といえる試合で、かなり気合を入れて参戦しました。

それだけに、ショックが大きかった。

 

早い時間にみんなが待ち望んだ赤崎のゴールでリード。

脩斗くんの不運なオウンゴールで同点。

後半に岳の素晴らしいスルーパスから聖真が流し込んで再びリード。

宇佐美が岳と満男さんを振り切ってクロスを上げ、パトリックが詰めて再び同点。

後半ロスタイム、リンスが大伍をかわして強烈なシュートを叩き込み、そのまま試合終了。

 

2-3。

 

吉田主審に対してストレスがたまる試合だったのは間違いありません。

ハンド見逃し、カードが出るべきファールの見逃し、アドヴァンテージを取るべきシーンでの無駄な笛。

今野とヤットさんは退場になってもおかしくない危険なプレーや故意の反則があった。満男さんとカイオは正当な主張をしていたのに、抗議でイエローカード

でも、それでイライラしてしまったのは、選手もサポーターも成長が足りない気もします。もちろん黙って受け入れる必要はないと思う。でも、今に始まったことじゃないんだから、それなりの試合運びができたかな、と思うのです。

 

特に、この試合、自分を含めサポーターは本当にダメだった。

リズムを作るべきシーンで作れないグダグダ感。ボールを奪った瞬間から盛り上げる、そういう雰囲気が作れなかった。

雨の影響で、太鼓やコールリーダーの声が聞こえなかったのもあるけど。

なんか、落ち着いていなかった。緊張していた。そんな気がします。

 

それでも、2回リードしたことは嬉しかった。

赤崎は持ち味を発揮してのゴール。エンブレムを掴んでゴール裏にアピールしてくれた。

聖真のゴールはまさに鹿島の理想形。ゴール後、岳も聖真もゴール裏を煽ってくれた。

あのときの岳と聖真のハグがちょうど目の前で、2人とも最高の笑顔で、涙が出るほど嬉しかったし、忘れられない光景になった。

 

…あのまま終われなかったかな…。

 

怪我をおして出場した源ちゃんは明らかに調子が悪かったけれど、しっかり声出して、ディフェンスリーダーとしてがんばっていました。

正直、ガンバのほうが地力で上回っていたと思うので、彼がいなかったら一方的に負けていた可能性もあると思います。

試合後には彼の代表辞退、そして2~3週間の離脱が発表されました。

無理したんだよね…。だからこそ、勝ちたかった。

 

負けたらもちろん悔しいけれど、こんなに悔しく思ったのは久しぶり。

涙が止まらなくて、バスの中でもしばらく泣いてた。隣のおじさんごめんなさい。

その理由はもちろん優勝に向けて大事な一戦だったから、というのが大きいけど、それ以上に、「鹿島らしい勝ち方」を相手にされたから、だと思う。

 

相手の隙をついて不利な試合を勝ち切る。

交代で入った選手が、最後の最後に試合を決める。

そういう試合を何度もしてきたのが鹿島。

それをカシマスタジアムで、相手にやられてしまった。その悔しさが大きかった。

 

代表ウィークを挟んじゃうからこそ、この敗戦はしばらく引きずりそう…。

代表で岳や大伍が活躍してくれたら、ちょっとは気持ちが晴れるかな。

 

浦和との勝ち点差は再び7に。

ガンバとは勝ち点で並び、得失点差で負けて3位に後退。

残り7戦。まだ優勝は狙えるので、全部勝っていくしかない。

もうしばらく落ち込みそうだけど、また気持ちを持ち直してがんばりたいです。

 

浦和、ガンバ、鹿島、川崎での優勝争い。強豪が強豪らしく戦っていて、Jリーグファンとしてワクワクする展開でもあります。

同じような状況にあった2007年を制したのは鹿島。今年、その再現を、若鹿たちが成し遂げられるように、全力でサポートしていきたいと思います。