柏vs鹿島(10/18 J1第28節)
カシスタで観戦。
前半に岳のクロスからのこぼれ球を大伍が決めて先制。
前半アディショナルタイム(2分の表示だったけど3分くらいすぎたところで)、オフサイドフラッグが上がって笛が鳴る前に気を緩めたところで、植田のマークの甘さから失点。笛が鳴るまで全力プレーだよ…。
後半はダヴィが早々に負傷し、交代で入った充孝がよい動きをしてくれました。
柴崎のCKから源が相手GKとせり、こぼれ球を充孝が押し込んで再びリード。
しかしその直後、エリア外でのソガのクリアボールが相手の背中にあたり、そのままゴールへ吸い込まれ失点。
その後相手は退場者を出し、前掛かりになって攻めるも決められず。
交代で入った赤崎、ワグネルがブレーキになってしまいました。
後半ロスタイム、ロングカウンターから相手をフリーにしてしまい、ソガもバウンドするボールを後ろに逃して失点。
2試合連続で、2回のリードをしながらの2-3の逆転負け。しかも同じような時間帯の失点。ガンバ戦は「相手が強かった」感があったけど、今回は完全な自滅。
この試合では、ヤスのミスが多さと、ボールを最後まで追わない、闘志を見せないシーンの多さにがっかりしました。1失点目もそこからの流れだったと思うし。
勝たなきゃいけないんだから、自分で失ったボールはファールしてでも奪いにいくような強い気持ちを見せて欲しかった。相手の足元にボールが収まるのをただ見てるなんて…。
そして、ソガの不調。ありえないミス。失点後に気持ちを立て直せていない感じ。本当によくない。
今までたくさん助けられてきたのでこの1試合で評価することはできません。でも、もし何か身体に不調があるのなら、全試合出場や記録更新は諦めてチームのために休んでほしい。それくらいのパフォーマンスでした。
さらに何より、采配への疑問も拭えません。
相手が1人減って、スピードのある攻撃が求められるところでのワグネルの起用。チームに落ち着きももたらせない。練習でのパフォーマンスが本当にいいのか?なぜ即戦力として結果を残せない彼を使い続けるのか?セレーゾさんの意図が理解できません。
3失点目のあと、みんなが意気消沈する中、1人でベンチを飛び出してチームを鼓舞していたトヨ。徳島戦でも積極的ないいプレーをしていました。ああいう選手をベンチに眠らせておくのは本当に残念です。今後の成長のためにも、彼を使ってほしい。
そして、ルイスをボランチに投入、岳をトップ下にするという素晴らしい攻撃オプションがあったころが懐かしい。ルイス、早く帰ってきて!
もうシーズンも終盤、優勝争いをする中でこんな負け方。泣くしかない。
ダヴィの怪我についても、公式はまだ出ていませんが、長期離脱の見込みとのこと。心配ですし、今後が不安。泣くしかない。
唯一の救いは首位浦和も負けたこと。野沢が仙台初ゴールをここで決めてくれたこともあり、余計に我々の敗戦が悔やまれますが…。
首位との勝ち点差は7のまま。2位ガンバとは勝ち点差4。そしてセレッソにロスタイム弾で勝利した鳥栖に抜かれてしまいました。4位後退です。
浦和を意識するのもそうだけど、誰にも止められないガンバの勢いのほうが怖い。3冠も現実的になってきました。嫌だけど。
鹿島の優勝は厳しいかもしれない。でも、今はそんなこともうどうでもいいから、勝ちたいです。20年間貫いてきた試合巧者としてのスタイルを取り戻して、貪欲に勝ち点3を奪っていきたい。
岩政先生がいつしかのブログで言っていた「もう駄目そうなときほど強い鹿島の姿」を見せてほしい。今こそ。
週中に神戸戦、週末には浦和戦を控えます。落ち込んでいる暇はありません。
この敗戦を受け止め、勝ち続けなければ、今シーズンの世代交代の収穫が見えなくなります。
神戸は参戦できませんが、浦和戦に向けて勢いづく試合となることを期待して、rテレビの前で応援します。